毎日、散歩をすることで体力がつき、今では長い距離をしっかり歩けるようになりました。この日の日差しはとても温かく、「いい天気だね」「お花が咲いたね」など、春の訪れを感じながら鼻歌をうたって、散歩を楽しんでいた子どもたちです。毎日、色々な公園に出掛け、交通ルールを守ったり、「こんにちは」とご近所の方に挨拶をしたりすることで、社会性も身に付いてきています。
公園に到着すると、大きな固定遊具がありました。子どもたちは大興奮です。順番を守ったり友達を思いやったりしながら、ブランコ、シーソー、ロッキング遊具、アスレチックなどもして、体をたくさん動かして遊びました。
固定遊具で遊んだ後は、おやつをいただき水分補給を行いました。手を拭いたり消毒をしたり、感染症から自分の身を守る習慣も身に付いてきています。また、「いただきます」「ごちそうさまでした」と、一人一人が自分たちで気持ちのよい挨拶をしていました。おやつを食べ終わると先生が「次はゲームをしよう♪」と声をかけます。子どもたちは「やったー!!早くやろう♪」と言って、ゴミ拾いや片付けも、楽しそうに行っていました。
おやつをいただいた後は、広場に移動して、「もっとたくさん走りたい」という思いを満たしていきます。「何をして遊ぼうか?」と先生が声をかけると、年長児を中心に話し合いが始まりました。色々な意見が出てなかなかまとまりません。すると、年長児が皆の意見を考慮して、自らルールを考えて、「卒園児鬼ごっこ」をすることになりました。皆は優しく卒園児の思いを受け止めて、鬼ごっこをしてたくさん走って楽しんでいました。
帰りの時間になると、「今日はバイキングだね♪」「楽しみだね♪」と話しながら、軽快に歩いて帰園していた子どもたちです。
手洗いうがい・着替えをして、バイキングがはじまりました。まずは、座りたい席を自分で決めます。そして、「トング」を使って自分で盛り付けをしていきます。「自分で選ぶ」「自分で盛り付ける」ことで、自主性や主体性を育んでいきます。保育者や栄養士は、日々、子どもたちの「生きる力」を育てるため、援助や配慮をしながら子どもたちを支えています。